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パターン機能の基本操作、トーン用のパターンを増やす


コミラボ、mdiappでは、漫画描画におけるスクリーントーンは「パターン」機能で行います。
ただし、ソフト自体にトーンデータは入っていません。自分で登録していく手間はありますが、
ネット上でフリーで公開されているデジタルトーン素材を利用すると基本的なトーンはほぼ揃います。


★コミラボ 無印版にはデリータトーンの柄トーンが一部入っていますが、漫画作成のためにはネット上のフリー素材を利用すると便利です。
トーン素材を増やす



パターン機能とは、指定のパターンを選択範囲内に繰り返しループで貼っていく機能です。
パターンウィンドウは、初期状態ではブラシウィンドウに隠れています。矩形選択ツールなど、範囲選択のツールを選択されるとブラシウィンドウがパターンウィンドウになります。
パターンウィンドウの表示メニューから、パターンの表示方法が選択できます。通常、リスト、一覧の3種類が選べます。さらにプレビュー表示も選択すると、パターンウィンドウ上部に実際に貼ったイメージがわかりやすいプレビューが表示されます。自分はリスト表示を選択しています。
mdiapp_0916_006.jpg
(これは、トーン素材を複数登録しているパターンウィンドウです)

●パターン機能の使い方
【1】トーンを貼りたい部分を範囲選択する
【2】パターンウィンドウの中の貼りたいトーンをダブルクリック
【3】パターン貼り付けダイアログが表示、貼り付けボタンをクリックすれば完了です
mdiapp_0916_001.jpg
パターン貼り付けダイアログでは、パターンの倍率、濃度、角度等が指定できます。ただし倍率等を変更すると、漫画作成用の二値データ(白黒のみのデータ)のトーン素材にはアンチエイリアスがかかってグレー部分ができてしまいます。かっちり二値でデータを作りたい人には倍率等はそのままで使います。
また、パターン貼り付けダイアログ左側のプレビュー部を上下左右ドラッグすると、貼り付け位置を微調整できます。



●デジタルトーン素材を集める
スクリーントーンといわれてすぐ思いつくアミ点(ドット)のトーン(61番トーン、63番トーンなど)をお探しの方は、
この記事中で紹介しているソラハナ素材部さんのアミトーン素材をどうぞ。

解像度600dpi、30・40・50・60・80Lの5%~80%のアミ点トーン素材の詰め合わせです。

また、通常45度でアミ点が並んでいるの対し、アミ点が90度で並んでいるトーン素材はこちら。

アミ点トーンというよりも水玉素材といった感じでポップな印象。




・トーン素材をパターンファイルとして登録する
ダウンロードしたデータを適当な場所に置き、パターンウィンドウ>パターンメニュー>ファイルから追加し、
登録したいトーンデータを選択すると、パターンとして登録されます。
もしくは登録したいデータを開き、同じくパターンウィンドウ>パターンメニュー>編集中のファイルを追加 でも登録できます。
ちなみに自分が登録しているアミ点トーンはこんな感じです。ホントにスタンダードなものだけ登録。
mdiapp_0916_008.jpg




●道原かつみさんのデジタルトーン素材(現在配布休止中)
デジタルトーン素材は、漫画家の道原かつみさんがすばらしい物を多量に公開されています。
ねこまたぎくらぶ blog

OCNブログサービスの終了にともない、現在道原先生のデジタルトーン素材の配布は休止しています。移転先を探されている様子だったので、いずれ再公開となるとは思うのですが…。再公開されましたらここの情報も修正します。



スクリーントーンといわれてすぐ思いつくアミ点(ドット)のトーン(61番トーン、63番トーンなど)の他、布や砂といったものからチェック水玉といったものまで幅広く公開されています。
◆公開デジタルトーン素材見本
mdiapp_0916_009.jpg


トーンのデータは以下の場所にあります。
写真屋の手先(講座&素材)>■データ入稿用素材(トーン)フォトショップ&エレメンツ>▲トーン パターンファイル
トーン パターンファイル
http://ne-ko-ma-ta.blog.ocn.ne.jp/blog/toneuse.html

300dpi、600dpi、1200dpiの3種の解像度のデータが用意されており、Photoshop用のパターンファイル(patファイル)のほかに他のソフトでも使えるようPSD形式、PNG形式のデータも公開されていますので、コミラボやmdiappに使う場合はこのPSD形式、またはPNG形式のデータをダウンロードして使用します。

●ダウンロードしたトーン素材を、パターンとして登録する
道原先生のトーンデータをダウンロードし、実際にパターン素材として登録してみます。
上記のサイトから、コミラボのパターンとして使えるPSDまたはPNG形式のトーンデータをダウンロード。PNG形式のほうがやや軽いので、今回はPNG形式、解像度600dpiのアミ点トーンのデータ png600ami.zip をダウンロードしてみました。これだけで229種のトーンデータがはいっています!
mdiapp_0916_007.jpg

ファイル名はスクリーントーンの線数と濃度を表しします。
例えば45_10.psd なら45線/10%(45L/10%)
60_10(61.psd のように「 ( 」がつくとスクリーントーンとしてよく知られているトーン番号も表記されます。
(この場合は61番トーンということ)
30_05yo.psd のように「 yo 」がついた場合はその数値のトーンを45度回転させたものとなっています。

 ※スクリーントーンの数値表記については
 コミック用品通販を行っているEトーン株式会社さんのHPにある
 スクリーンに記載の記号について
 http://www.e-tone.jp/ic_kigou1.html

 に詳しく解説してあります。





こちらのサイトで公開されているデジタルトーンも色々あります。
ソラハナ素材部
http://oxalis.sakura.ne.jp/

ソライロノハナ
パターンの項目で公開されており、カテゴリーごとに小分類された見本画像をクリックするとアップローダーに移動し、トーンデータのセットがダウンロードできます。アミ点トーンから、カケアミ、柄トーンとバラエティ豊かなトーンデータがアップされています。
たとえば柄カテゴリーの花をクリックすると、7種類の花柄トーンのデータがダウンロードできました。
mdiapp_0916_012.jpg

◆公開デジタルトーン素材見本
mdiapp_0916_011.jpg



また、Pixivで「トーン 素材」で検索すると印刷用の高解像度のものから、WEBコミック用、カラーイラストの用のものまでたくさんの素材が検索できます。パターン素材ではなく使用したい場所にペーストして不要な部分を消して使うような、大判サイズの1枚画像として公開されているトーン素材もありました。
Pixivで「「トーン 素材」で検索した結果   ★Pixivの検索結果に飛びます。



★スクリーントーンのいわゆるタテ線トーン(万線トーン)は、流線フィルタを利用すると角度も自由自在に貼れるので便利です。

参考記事:流線フィルタの活用方法(万線トーン)



(2013.6.12 道原かつみさんのサイトがブログ統一されたのを変更、トーン見本画像を再作成)
(2014.9.17 パターン機能の基本操作を記載、トーン見本画像を再作成)


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