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カケアミブラシを使ってみる【ブラシスクリプト紹介】


Kasariさんが作成したブラシスクリプト 「カケアミブラシ」は、
パラメータで細かく指定ができるため、無限のバリエーションでカケアミが描けます。
見本画像は、このカケアミブラシ1本で描きました。
mdiapp、コミラボはもちろん、スクリプトブラシに対応したFireAlpaca・CloudAlpacaでも使えます。


mdiapp_20150409_001.jpg

Kasariさんが作成されたブラシは、P10MEMO にて公開されています。

カケアミブラシとスピードペン (P10MEMO)

記事の下部、KakeamiSet_v01.zip をダウンロード、カケアミブラシと、砂目カケアミブラシの2種がまとめてダウンロードできます。

以下、カケアミブラシの詳細と、今回見本用に描いたカケアミの設定値などを紹介します。



●カケアミブラシの詳細
カケアミとは基本的に、平行線数本を1ブロックとしたものを敷き詰めたり重ね合わせたりすることで質感や濃淡を表現します。
で、このカケアミブラシは、このカケアミの基本の1ブロックの大きさや、線の本数や太さ、長さが細かく調整できます。
さらに線の重ねがけ(2カケ~4カケ)も可能で、重ねがけする際の角度も指定可能です。
さらにさらに、1ブロックの線の長さをランダムにすることもできますので、手書き感を出すことも可能です!
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パラメータの詳細は、ブラシスクリプトに同梱されているテキストファイルに詳しく書いてありますが、ざっくりと解説すると、

・分割数:1ブロックの線の本数(最大10本)
・描画回数:重ねがけの回数、25単位で1回増えるので、25~49なら2カケになる。(最大4カケ)
・rnd-線の長さ:線の長さがランダムになる、数値が増えると短い線が引かれやすくなるそうです
・線の角度:描画の方向に対しての線の角度。重ねがけされる際の角度もこの数値

この「線の角度」と「描画回数」の関係が、最初わからなくてちょっとつまづきました。
線の角度を50にすると、ペンを動かした方向に対して90度に、線の角度が0(または100)ならペンの動かした方向に平行にカケアミが描画されます。
で、「描画回数」とはこの「線の角度」ので指定した角度で重ねがけされるそうで、「線の角度」を0または100にしてしまうと、角度は0度なので、重ねがけを指定しても線がぴったりと重なってしまい、2カケ、3カケにはなりません。
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(説明はちょっと難しいんですが、実際にやってみるとよくわかります)
そこが理解できれば、パラメータの指定はかなりやりやすくなりました。

3カケをキレイに描画したい場合は、描画回数:50~74 、線の角度:30
4カケをキレイに描画したい場合は、描画回数:75~100 、線の角度:25

mdiapp_20150409_005.jpg
というわけです。

●見本画像の設定値
今回の見本画像は解像度600dpi、5cm角の画像です。

★通常は、筆圧サイズをオフにしておき、均一なサイズでカケアミを描画します。

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■1カケ
角度を思いっきりランダムにしておいて、上から下へとペンを動かすこと数回、多少の隙間と線の重なりはご愛嬌。

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■2カケ
ポイントは「線の長さ」を0にすること、きちっと真四角の2カケになります。ペンを動かすのではなく、トントンと点を打つ感じでカケアミを置いていきます。

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■3カケ
重ねて描いていくとこんな感じです。グラデーションをつけていくことも可能です。

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■1カケ 陰影
縦横スナップをオンにすると、きっちりまっすぐな線で構成される1カケが描けます。重ねて描画して陰影を出してみる。

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■縄アミ
ウネウネと描画してから、隙間部分は点を打つようにして埋めていきます。うまいこと隙間が埋められなかったら迷わずCtrl+Zです。

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■線の強弱をオフにして1カケ
「線の最大幅」を0にすると、線の強弱がなくなります。「線の最小幅」で線の太さを調整します。サインペンで描いたようなカケアミに。

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■おどろカケアミ
筆圧サイズをオンにして、筆圧でカケアミサイズを変えて描きます。全部筆圧だけで強弱をつけるより、太い部分は何度か重ね書きしたほうがキレイだと思います。

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■2カケの変形
設定は1ブロック大き目の2カケ、平行スナップを希望の角度に指定して描画することで、傾きのある2カケを書いていきます。


色々やってみて、ペンを動かすというよりも、トントンと点を打つように カケアミを置いていく といった感じで描画することが多かったです。マウスの扱いに慣れていれば、ペンよりもマウスのほうがやりやすいと思います。

実際手で描いたら大変そうな描画が、ごくごく簡単に描けてしまうので、ホントこのブラシはすごいです。
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