RSS

テキストツール 文字配置の解説


文字打ちはベクターレイヤーを使用します。再編集も可能なため、セリフの修正やフォントの変更も簡単です。
ただし、漫画のセリフによくある「!?」や「!!」のように<縦書きの中に一部文字を横書きで配置する>機能はありません。
その場合は、別に横書きで文字を打ち、位置を合わせて使用する必要があります。


mdiapp_0927_012.jpg







テキスト追加ツールを選択し、ベクターレイヤー上でテキストを配置したい場所をクリックすると、テキストオブジェクトウィンドウが開き、フォントの種類やサイズ、字間等が選択できます。OKボタンの左にある「AntiAliasing」のチェックで文字にアンチエイリアスをつけるかどうかも選択できます。印刷するような場合はアンチエイリアスをつけない方がぱっきりとした文字に印刷できます。
mdiapp_2014_4_10_001.jpg

文字を打ち込むとベクターレイヤー上に文字が配置され、オブジェクトウィンドウにもオブジェクトが表示されます。
文字配置解説

テキスト追加ツールを選択し、打ち込んだテキストをワンクリックすると配置したテキストを選択でき、移動が行えます。ダブルクリックをするとテキストの再編集が行えます。

なお、テキストを選択した状態で、コピー&ペーストを行えばテキストオブジェクトを簡単に複製することもできます。


縦書きの文字を配置する場合は、フォントの選択の際フォント名の前に「@」が付いているフォントを選択すると縦書きになります。
mdiapp_2014_4_10_002.jpg文字配置解説


テキストオブジェクトウィンドウでは字間、行間が選択できますが、直に打ち込めばマイナス数値の設定も可能です。通常だと字間が開きすぎに感じるフォントの字詰めもできます。
文字配置解説文字配置解説
(右は字間-2で設定したもの)


マイナス数値が大きいと字が切れてしまうことがありますが、この場合は文字の最後にスペースを打ち込んでおくといいでしょう。
文字配置解説文字配置解説
(字間-4で設定したもの、右は文字の最後にスペースを打ち込んだもの)



★ふちどり文字の作成
mdiapp_2014_4_10_003.jpg
テキストオブジェクトウィンドウにある ふち取り にチェックを入れると、ふちどり文字が作成できます。文字色の設定の下に、ふち色 ふちの太さの設定がでます。


★文字の回転

テキストオブジェクトウィンドウにある 回転 に、角度を指定すると、文字を回転することができます。
mdiapp_2014_4_10_004.jpg



★テキストのラスタライズ
ベクターレイヤー上のテキストオブジェクトは何度でも修正、微調整が可能ですが、文字の変更がないようならラスタライズするとファイルが軽くなります。
レイヤーウィンドウ のレイヤーメニュー>ラスタライズ を選択するとカラーレイヤーにラスタライズされます。文字が黒のみならレイヤーウィンドウの変換>8bppレイヤーに変換 をすればさらに軽くなります。
※ラスタライズ後、もともとのベクターレイヤーも残っていますので、ファイルを軽くしたい場合はこのベクターレイヤーは当然ですが削除しましょう。



★縦書きセリフの中に「!?」や「!!」などを入れたい時には…
残念ながら、漫画のセリフによくある「!?」や「!!」のように<縦書きの中に一部文字を横書きで配置する>機能(縦中横機能)は今のところありません。
なので縦書きの文字とは別に横書きで「!?」や「!!」を打ち、位置を合わせて配置するしかありません。下の図の「10」のように数字の部分も同様です。
mdiapp_0927_013.jpg
縦中横機能はぜひとも付いてほしい機能なんですが、それ以上に選択したオブジェクトをカーソルキーで移動する機能がほしいと思っています。

※※一般的な商業漫画で使われるようなコミック用フリーフォント「GL-アンチックPlus」は外字で「!!」「!?」が登録されているので、感嘆符関係はこのフォントを使うことでクリアできます。(ただし半角数字に関してはやはり別打ち込みが必要になってしまいます)

コミックフォントについて 下の方にGL-アンチックPlusの情報があります。




★テキストテンプレートを作ってみる
漫画を描いていくうちに、自分の作品に適した文字のフォントやサイズ、行間・字間がわかってきます。通常セリフならこの設定とか、大声ならこう、かわいいセリフはこのフォント…などなど。ある程度スタンダードな文字設定が決まっているなら、それらの設定のテキストを保存しておき、使用するたびにそこからコピペすると便利だと思います。
上にも書いたとおり、テキストオブジェクトはコピー&ペーストで簡単に複製できます。ファイル間でのコピペも可能ですので…
mdiapp_0927_014.jpg
通常使用するセリフや4コマのタイトル部分に使うテキストの設定などをひとまとめに保存し、テンプレートとして保存しておけば、新しく原稿を作成する際にここからコピペしてテキストを打ち直せばいいので、かなり時間短縮になります。
「!!」や「!?」などもセリフのサイズに合わせてあらかじめ作っておけば楽々です。

参考記事:テンプレート関連



★漫画用フォントの話

商業漫画では一般的な「ひらがなは明朝体、漢字はゴシック体」でセリフを打ちたい方向けの、フリーのコミック用フォントの話は以下の記事で書いています。
コミックフォントについて




(2014.4.10 記事を最新の情報に再編集)
(2014.10.1 再編集・縦中横やテンプレートの記事を追加)
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す