RSS

Warabiで3Dデータから線画抽出:【4】3D関連覚書


sketch up等から3Dデータを持ってくる方法や、今回の記事作成で参考にした便利記事等を紹介します。



●sketch upのデータをWarabiで開くには、OBJ形式で書き出す必要があります
sketch upは、ソフト自体にOBJ形式の書き出し機能がありません。プラグインを導入する必要があります。OBJ形式で描きだすプラグインは、自分で試してみたのが2つあります。

OBJexporter
おすすめはこちら、だけどsktchUcationってとこでアカウント登録(無料)をしないとダウンロードできないです。Warabiで線画を書き出した時に余分な線が出にくいOBJファイルを作ってくれるので、現在はこちらを使っています。なお、プラグインですが実際に使用する場合、プラグインメニューではなくファイルメニューからOBJ書き出しします。選択しているオブジェクトだけをOBJ書き出しする機能もあり便利です。

SU2OBJMTL
こちらはアカウント登録なしでダウンロードできます。ただし、OBJ書き出ししたい作成物が sketch upのデフォルトマテリアルのまま(色塗り、テクスチャ貼りをしていない状態)だとWarabiで読み込む時にエラーがでます。回避するには作成物には必ず色をつけておけばOKですが、うっかりデフォルトのままOBJ書き出しして、エラーが出ると地味にイラッとします。

どちらも使ってみましたが、OBJファイルの書き出しという本来の使い方からいえばどちらのプラグインも素晴らしいものです。ただ、自分は書き出したOBJファイルをWarabiで開いて線画書き出し、というかなりレアな用途ですので、その方向から二つのプラグインを比較すると、OBJexporter の方が余分な線が出ることが少ないのでおすすめです。
mdiapp_0804_001.jpg
ためしにsketch upでこんなオブジェクトを作ってみました。右側はsketch upのフォローミーツールで作成した丸パイプ。左側の図形は上下とも同じようなものですが、上はsketch upの基本機能で角の面を丸めたもので、下はRound Cornerというプラグインで角を丸めたもの。
これを両プラグインでOBJ書き出ししてWarabiで線画書き出ししてみました。
mdiapp_0804_005.jpg
両プラグインの違いが顕著にでるような形状のオブジェクトを使ってしまいましたが、SU2OBJMTLで書き出した方には、角を丸めたところや丸パイプの丸みの部分に線画書き出しで利用するにはかなり不都合な線が出てしまいます。ではOBJexporterでは余分な線は一切でないかというとそうでもなく、どうしてこんなところに線が出ちゃうのか?という場所に線が出たりすることもあります。

sktchUcationへの登録は英語なのでハードルはたかいですが、OBJexporter 以外にも超便利なプラグインがここでしかダウンロードできなかったりすることがあるので、sketch upで何か作りたい人は登録しておくと便利です。


●sketch upの使いかたを学ぶ際のお役立ちサイト
『Google SketchUP』で木工作図@必見!桐箪笥仕事人
ここがなかったら私は sketch upを使えなかったと思います。インストールから使いやすい設定、画面表示、そしてさらに実際に本棚を作ってみることでsketch upの基本操作が学べます。

※残念ですが、記事が削除されているようです。

[SketchUp]プラグインを入れる&書き換え@k(p)b
sketch upのプラグインについて、プラグインの入れ方などはここで勉強しました。

※残念ですが、記事が削除されているようです。

ウッドデッキの図面を作成するエクセルマクロ@頭でっかちのDIY
エクセルファイルです。ウッドデッキのサイズ(幅、奥行きや床面の高さ、木材の太さなど)をこまやかに入力していくと、sketch upで開けるウッドデッキのデータが作成されます。今回の記事で利用した縁台は、このデータを使用させていただきサイズ調整してウッドデッキを縁台にしています。エクセルが必要になりますが、好みのサイズを入れていくだけで、きちんとした作りのウッドデッキのデータがポンとsketch upに表示されるのには驚きでした。こちらのサイトでは、同様にラティスなどの木製フェンスを自動的に作ってくれるエクセルマクロもあります。


●3D素材を探してみる  ★Warabiに対応しているのはOBJ形式とMQO形式です。

■コミックスタジオ(ComicStudio)の3Dモデル・トーン・無料素材配布所まとめ【漫画】
セルシス公式の 創作活動応援サイト CLIP や、私も作例で使わせていただいたcomic studio3Dモデル配布所さんなどの個人サイトまで、3D素材やトーン素材を探す時に便利なリンク集です。


■漫画素材BOX
コミPo! で使用することを主な目的とした素材サイト。たいていのものはコミPo! の独自形式(CSU形式)ですが、MQO形式も一緒にアップされている方もいます。ちょっとめずらしい物がアップされているので、一度チェックしておくといいと思います。


★LWO形式の3DデータをOBJ形式に変換したい。
CLIPを見ていると、ちょっと試してみたい3D素材が、LWO形式でWarabiでは利用できないということがあります。LWO形式のデータの変換方法を探していましたら、オンラインでデータを変換してくれるサイトがありました。
■Online 3D Model Converter

使い方を解説されている方がいましたので、ここを見ながらデータを変換してみます。
■無料のオンライン3Dモデルコンバータ@ 3DP id.arts
いくつか変換してみて、なんかエラーが出ちゃったのもあったんですが、おおむね問題なくLWO形式をOBJ形式に変換できました。


●MMD用のデータを素材として使えないだろうか?

コミPO!では、MikuMikuDanceで動画を作成する際のモデルデータを取り込んで漫画作成に利用できると知り、同様にWarabiで線画化することで漫画として組み立てていくことはできるだろうかと思ったので調べてみました。
自分は動画関連はさっぱりなので、調べてわかった結果を箇条書きで。

・MMDで使用される3Dデータを編集するソフトがあり、そのソフトからOBJ形式で書き出しできるらしい。
・PMXエディタ というソフトをダウンロード
・MMD関連の素材リンク集やニコニコ静画を「配布」で検索してみた結果からMMD用のモデルデータをダウンロード
・PMXエディタでOBJ形式にエクスポート
・Warabiで書き出し成功!

試しに、いろいろMMD用のデータをWarabiで書き出してみた結果
・キャラクターモデルはWarabiではキレイに線画化できなかったため漫画利用は厳しいですが、作画参考程度なら?
・小物類、背景のデータは普通に線画化ができました。

あのキャラクターのあの装備を、原作どおりにきちんと書きたいと思うものの、自分の技量ではなかなか…という場合、MMD用のデータを利用してみるというのもアリだと思います。ダウンロードしてみるとMQO形式も一緒にあげている方も多くいて、その場合は変換の必要なく線画書き出しできました。ただし、データの利用規約は製作者さんによってまちまちなので、きちんと利用規約を確認し、利用に問題のないものを使うことが重要です。

Warabiとmdiappの連携解説の記事一覧
【2】Warabiの基本的使い方
【3】実際の作業流れ+やや高度な機能
【4】3D素材を集める、sketch upを学ぶのに便利なサイト集
【5】Warabiを使ってトーン指定補助+カメラの位置調整 (2014.8.20追加)
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す