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Warabiで3Dデータから線画書き出し:【2】基本的使い方


3Dデータをアニメ・イラスト調に表示するレンダリングソフトWarabiを使い
3Dデータから線画を書き出して、漫画やイラストに利用する方法を解説します。
まずはWarabiの基本的な使い方を解説。



●Warabiとはどんなソフト?
3Dモデリングソフト「メタセコイア」のMQO形式の3Dデータと、OBJ形式の3Dデータをアニメ・イラスト調にレンダリングするソフトです。描画方法も多彩で、設定次第では手書き風のイラストに仕上げることも可能です。
mdiapp_0714_001.jpg   mdiapp_0716_027.jpg

※3Dデータはメタセコ素材!さまからお借りしました。

Warabiは現在、製作者さんのサイトがなくなっているようなんですが、ソフト自体は以下のサイトで公開されています。
建築のプロのための専門情報サイト 建築知識WEB> 無料オンライソフト>Warabiv0.2.10β
建築業界の方が使われているようですが、漫画書きの人間が使ってみたいと思います。
なお、対応OSが2000とXPとなっていますが、自分はWindows7で問題なく使えています。





【1】とりあえず、レンダリングしてみる。
Warabiを起動してみました。
mdiapp_0714_002.jpg
ファイル>開く で3Dデータを開いてみましょう。
mdiapp_0714_003.jpg
サイズの項目、自動調整 のボタンを押すと、表示に適したサイズに調整されます。
データによっては、開いてみてもすっごく小さい場合があり、自動調整ボタンは特別な理由がない場合は押しておいたほうがいいでしょう。

レンダリング>実行 でレンダリング結果が表示されます。初期設定では512×512pixelでレンダリングされます。
レンダリング結果はクリップボードにコピーできるほか、PNGやJPEG等で保存できます。
mdiapp_0714_017.jpg  mdiapp_0714_016.jpg

【2】アングルを変えてみる
カメラ操作はマウスで行います。
マウス右ボタンドラッグでアングルが上下左右にくるんくるん回ります。マウスホイールでカメラのズームイン、ズームアウト。
mdiapp_0714_007.jpg
この時、shiftキーを押しながら行うと、ゆっくり動くので微調整時に便利です。

※なお、Ctrlキー+マウスホイールだと、カメラが対象物に近づく/離れる が行えますが、
カメラ位置にこだわる人でない限り使うことはなさそう。

マウスホイールを押したままドラッグすると、お絵かきツールでいうところの手のひらツール、カメラのパンが行えます。
Ctrlキー+右ボタンドラッグで、カメラが傾きます。(水平線が傾く)
mdiapp_0714_008.jpg

Altキー+マウスホールで、パースの強さが変更できます。
mdiapp_0714_009.jpg

いろいろやって収拾がつかなくなってしまったら、表示>視点位置をリセット で初期状態に戻ります。

【3】オブジェクトの位置を移動させる。
表示ウィンドウの右上にあるアイコンをクリックすると、上面、正面、側面表示画面が出てきます。戻したい時はもう一回クリック。
mdiapp_0714_010.jpg
上面、正面、側面表示では、モデルの位置移動、回転が行えます。
ウィンドウ左側、オブジェクトツリーを見てください。
現在開いているモデルの名前が表示されています。また、モデルによってはさらにパーツごとの名称も表示されています。
mdiapp_0714_011.jpg
オブジェクトツリーから、モデルの名称(この画像の場合は「gun.mqo」)をクリックしてモデルを選択し、
上面、正面、側面表示画面中のモデルにカーソルを合わせると、カーソルが上下左右矢印の「移動」か、くるっと回っている「回転」になりますので、モデルの移動や回転が行えます。
さらにモデルの四隅にカーソルを合わせると、「拡大縮小」もできます。

実は上面、正面、側面表示のモデルをクリックしても、モデルを選択できるのですが、
パーツわけされているモデルの場合は、パーツ単独で選択されてしまいます。そこでうっかり1パーツだけ移動させてしまうと、もう元の状態に戻すのはほぼ不可能です。再度データを開きなおしてやりおなしです。


【4】レンダリングを調整する。
ウィンドウ左下、ブラシウインドウの「ブラシ1(デフォルト)」をダブルクリックすると、輪郭線を描画するブラシの太さや色が変更できます。
mdiapp_0714_013.jpg
初期値のブラシの太さは 1pixelです。自分の絵柄に合わせて必要な線の太さを入力しておきます。
(ブラシの最大値は10pixelです。それより太い線にしたい場合は、レンダリングオプションを利用します。(後述))

レンダリング>レンダリングオプション で書き出しサイズ等の調整が行えます。
mdiapp_0714_014.jpg
基本設定タブ:書き出しのサイズが指定できます。
なお、基本設定タブに、「アンチエイリアシング」を行うかどうかのチェックがあるのですが、ここのチェックを外したら二値の線になるかと思いきや、わずかにアンチがかかった線になってしまうので、ここは常にアンチを入れたまま描画して、二値線にしたい場合はお絵かきソフトの方で行ったほうがいいでしょう。

面の描画タブ:オブジェクトの面を描画する チェックを外すと、線画のみで描画できます。
輪郭線タブ:オブジェクトの輪郭線を描画する チェックを外すと、輪郭線を持たない画像が描画できます。
mdiapp_0714_015.jpg

背景タブ:背景を描画する チェックを外すと、背景部分が透明になった画像を書きだすことができます。
効果タブ:霧効果 という一定距離から離れたオブジェクトに対してはかすみがかった状態でレンダリングすることができるようです。空気遠近法により遠近感を強調したい時に使うようですが、線画書き出しにはあまり使わない機能かも。


Warabiの機能はまだまだありますが、基本的な操作は以上です。
次は、3Dデータを漫画・イラストに利用してみる際の流れを解説。加えて、Warabiが持つさらに高度な機能を利用した線画書き出し、便利な使い方を解説します。


Warabiとmdiappの連携解説の記事一覧
【2】Warabiの基本的使い方
【3】実際の作業流れ+やや高度な機能
【4】3D素材を集める、sketch upを学ぶのに便利なサイト集
【5】Warabiを使ってトーン指定補助+カメラの位置調整 (2014.8.20追加)
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